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2012年05月15日 (Tue)
SS
昨日一回だけと制約をかけて回したガチャで翼くんが出てテンションだだあがりになりました、どうも楠木ですこんばんは。

ガルスタで冬組の公式ガイドの表示きましたね!
あの翼くんかっこよくないですか!!
おもわず奇声をあげて全力で引き伸ばしてお部屋に張りたいレベルでした、ええ。

なぜかtwitterで翼月SSを垂れ流していましたのでそのログをまとめました。
HTMLには後日直します…そのときには月子じゃなくて名前変換できるようにします!
診断メーカーのお題系って大変萌えますよね、ってお話です。

追記からどうぞ。
3つほど。



---- お題「手が触れるくらい」 ----
手が触れるくらいの距離で横をあるく月子の手を取れないのは、俺と月子の間に仲間以上の意味がないから。
いつだってぎゅってしたり、手をつないだり、なでなでしてもらったりしているけれど、触れてもいいのか戸惑うことだってある。
月子は嫌がらない?困らない?そんなことが頭をよぎるともうだめだ。
どうしたって心配になってしまう。
俺はどうしてこんなことを考えているのだろう。
いつものように手を取って、ぬははって笑えば月子だってきっとしょうがないなぁって感じで笑ってぎゅっと握り返してくれるってわかってるのに、そうできない。
俺は弱いな、そう思ってすこし苦く笑えば月子が不思議そうにどうしたの?としたから覗き込む。
あわてて笑顔を張り付けて、なんでもない!といえばそう?と不思議そうに首をかしげる。
月子はたまに鋭くて俺の心の弱さがいつかばれてしまいそうだと思うと少し怖い。
前のほうからぬいぬいとそらそらが早く来いとせかしているのに気付いた月子が俺の手をためらいなくとって翼くんはやくいこう、と引っ張る。
それだけでなんだか泣きたくなるくらいうれしくなって、うぬ、と今度こそしっかりと笑って月子と一緒に駆けだした。


---- お題「ダメだけど、イヤじゃない」 ----
月子、だめだ、だめなんだよ、一緒にはいられないんだ。
そういって翼くんは顔をゆがめて笑った。
そんな悲しそうな顔をしているのに、どうして無理に笑うの?そうしてまで、笑ってなんて欲しくない。
でも翼くんは私の手を取ってぎゅっと握ると、
イヤじゃないんだよ。俺だって月子と一緒にいたい。でも、ダメなんだよ。
と繰り返す。
私はいやいやと首を振るのに、翼くんは悲しそうに微笑んだままで。
それがひどくつらい。
別れの時間は刻々と近づいていて、もう一度ぎゅっと手を握った後、八の字に寄せた眉毛のまま翼くんはゲートの先へと消えていった。


---- お題「てのひらに飴玉」 ----
てのひらにのせた飴玉をぎゅっと握りしめて、生徒会室のドアを開けた。
この時間にはきっと誰もいないとそう思っていたのに、月子がいて。
翼くん、と俺の名前をよんで微笑む彼女にぬわっ、と声を上げて驚く。
俺の名前を呼んで微笑んでくれるだけで心の真ん中がほんわりとあったかくなった。
何を持ってるの?と不思議そうに俺の手をみた彼女に、ぎゅっと握りしめていたてのひらをそっと開いてみせた。
飴玉?とそう聞く彼女に、お星さまなのだ!と答えておすそわけ、と月子のてのひらにころんと落とせば、ありがとう、と花が咲いたように笑ってくれる。
月子が笑ってくれるだけで俺の世界はこんなに色づいて、楽しそうにうつるのはどうしてだろう。
そっとてのひらのなかの飴玉に問いかけてみるけど、もちろん答えは返ってこない。
飴玉を口に含めば、いつもよりもひどく甘く感じた。
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